ちりぬるを

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あいにゆく

ズイまでしゃぶらせて 
炭化したあたしのささやかな色物の魂



とけてゆく

睡眠が頼りにならず
舌をむきだした夢魔がキミはやはりSだと大袈裟に喜ぶ



さらに気に入ってもらいたく手にする黒いもの 飲みほす
刃の細い雨が毛細をあたたかく濡らし
紅の濃淡が地味に 

弧を のばしてゆく



時に新月 だけが不満


あんた最後だと いとおしい手があたしの首を抱く

by tanta720 | 2010-01-18 00:10 | ことば | Comments(0)