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グラシアス。

ボリビア、ラパス。

きょうも、
驚くほどスロースターター。

部屋でグズグズしてたら、
いつのまにやら外が無茶苦茶騒がしくなり、
ふと窓を開けると、
巨大な野外市場が出現していた。

昨日の夜は、
唐揚げ屋が一軒開いてるだけで、
人気店のその店のオジサンがせわしく
肉を揚げる姿を客のオッサン達に紛れて、
ボーッと眺めていたその場所で、
今は、巨大な女性が、
これでもかとジャガイモやらミカンやらを
並べている。


今も、
昨夜も、遠くで花火が炸裂している。
祭りなの?

夜の広場では、
人権問題の集会と小さなデモ行進をしてた。

教会の前の石畳の地べたに置かれた
カラーやモノクロの写真群、
その印画紙の発色が闇にあざやかで
みとれてしまった。


ラパス、
キライではもちろんないが、
なんせ人が多い。

ある土産物屋に、
少し可愛いらしい値段をいっただけで、
帰れといわれる。

なんだか、
ラパスの土産物屋、
特にサガルナガ通り近辺とは、
ものすごく相性がよくなかった。


そんなことでは、へこたれないが
どこもかしこもは、
珍しい体験。


ペルーは、
全体的に鮮やかなものが多かった反面、

土や泥くさい、
渋めの色合いはボリビアがいい。



あー
ウユニの小さな市の屋台で、
地元のおいちゃんらに混じって、
紫イモのぬるいジュースと
揚げパンを食べながら、
ボーーーッとしていたときの、至福さよ。

誰も知るひとがいないのに、
まるでなんの負の感情もわかない。
ただ、
ひたすらにニュートラルな気分。

なにものにも変えがたかった。


野良犬は、
ウユニのほうが積極的。

食堂内で、ずっとロックオンされた挙句、
催促のジャンプ攻撃をくらう。
みていると、外国人専門。
しだいに、
昔、夢に出てきた鹿の子供にみえてきて、
イヤになった。

野良犬は、
少し都会のほうが合うかもしれん。

ただ、
こんなにも埃っぽい町ばかりの中、
威嚇されたり追いかけられたりしなかったのは、
はじめてかもしれない。


とにもかくにも、
ボリビアは、ウユニ。

メキシコのピラミッド、
ペルーのマチュピチュも、
訪れる価値、特大だったが、


ウユニは、
塩湖がもちろんスペシャルだけども、
朝の町のゴーストタウンぶりにもやられた。

癒し…とも違いそうだけど、
おおきな街の
数や勢いのエネルギッシュさは、
なんやろか、疲れます。


まー
そーゆーてる中、
ニューヨークに向かうワケです。


昼過ぎにラパスの空港へ。

ウユニーラパス(往復)の
悪路&極寒 夜行バスより、
飛行機の乗り継ぎ時間が
苦痛の予感…( ̄(工) ̄)

ラパス〜リマ〜ニューヨークの道のり。

昨日、はじめて旅行本を開いて
ニューヨークについて調べはじめた。

えらく充実した内容ぶり。
それだけ魅力を感じる人が
多いということか。
少し私とは矛先が異なるようだけども。


で、わかりはじめたことといえば、
宿取りがむずかしいかも、
いや、かなり困難ということ。
望みどおりという意味で。


ボリビアのビザのために、
必然的に宿の予約をしたことはあったけれど、
あとは今まで通り
結局なんとかやってこれてたから、調子が狂う。

2日目はいけそうだけど、
初日がまだ。
朝に着くからまだ余裕があるんじゃない?と
考えてるけど、経験上それが一番恐ろしい。

とにかく、
メトロポリタン美術館に少しでも便利な所。

あとは、移民街をうろつければ。

by tanta720 | 2012-05-26 23:15 | | Comments(0)