猿がつく時の鐘

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壺に蹴られた花が
少し紅に染まりながら
死んだふりをしている




どうしようと
どうにもならなかったはずのことが
自然と治まりはじめた

反撥と呆然と
正体やや不明の落ち着きのなさ等

泣き暮れた日日に安住していたのも確か


この手をどこへ伸ばす

よみがえる鮮やかさ
噴きだしつつある憧憬に
ためらう
おびえる

足もとをうかがいながら
実は



ほとんど
なんにも
失っていなかったこと

きづいてしまったこと

認めるか




ばかだなぁ と思う

誰がみても
はなから分かりきっていたこと

聞かされた
わからなかった

楽になりたいと
心底 切望していたけれど
たどり着くのは
ほんとうにむづかしかった

ほんとうに 
ほんとうにむづかしかった

だいじょうぶだと
いまもおもえないくらい

後もどりを欲してやまないくらい



けどもね

あんた

日頃
易しくいきられないのだからさ

真実に沿って
良いのだとおもうのよ
































































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by tanta720 | 2015-11-29 12:35 | 日々 | Comments(0)