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分離海里

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毎日作品のことばかり考えている。
考えざるえないというのが本当のところなんであるが、
そのせいか夜更かしが続いて、日中眠くて仕方がない。
仕事に身が入らないのは、今にはじまったことではないが、
こうなると、より一層意識が吹っ飛んでしまって帰ってこない。
学生時代、授業中、一番真ん中の一番前の席で熟睡していた頃が懐かしまれる。

昼休みに、近所の植木市をひやかす。
無性に盆栽を欲し、危うく万札をはたくところであったが、
手持ちがなかったので、マッハで解決す。

それにしても、桜の季節は、多雨であることよである。

by tanta720 | 2008-03-27 00:21 | 日々 | Comments(0)

どうかしてる

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  見るという行為は 
  見たくないものから 眼をそらしている行為でもある。
  自分が眼をそらしているものが 何なのかを気付くのは大切な行為である。


  と、誰かがいっていた。

by tanta720 | 2008-03-24 23:52 | ことば | Comments(0)

遊者

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水色のワンピースの年増女がやせぎすの腕を激しく振って、
同僚らしき疲れた顔の女に何事かを口にしている。
目の前の車道には車に何度も轢かれた鳩の死体があって、
暫くするとそれを嗅ぎつけたおおきなカラスが行き交う車の隙をぬい、
その赤い肉片を持ち去っていく。
もう翼しかない。
はじめて奴らの顔面を真正面からみた。
どこか思案めいた、どこか間抜けな素振り。
おでこが異常に発達していて、本当に全部が黒だった。
意識や思いと関係なく、
時間はクロスし、腐り止めの赤い水をながしていく。

by tanta720 | 2008-03-23 13:16 | ことば | Comments(0)

受展、告知

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 4/29 (火・祝日) ~ 5/11 (日)  

   写真展  『 阿呆 』  (gallery10:06)
 →あほう、と読みます。


 5/1 (木) ~ 5/6 (火)  

   写真展 『 ストリゴイ 』  (大阪Nikonサロン/ユーナ21)
 →数人と同時展示です。



一般的には、GW丸かぶりってやつでございます。


10:06の「阿呆」展は、ただいま準備中。
大変(そう)。

今回は、恐ろしいことに、搬入日が1日しかない。
他のギャラリーでは当たり前だったりするんだろうが、
10:06では、そげなことあんまりない。
いや、ほぼない。

なんでまた?と自分に問う。
だって、お前が決めたんだものねぇ。
同じ週に、搬入2回。はりきったもんである・・・。


大阪Nikonサロンの「ストリゴイ」は、12月にやった新宿展の凝縮版。
ちゃんと、凝縮されるのだろうかは、いたって、謎。


また日程が近づいたら、まとめようと思います。



写真は、
石垣の友が、
道なき道(または明らかに歩道)を、
軽ワゴンで、まるで開墾するかのように突き進んだ末、
「蛇が、蛇が」としつこい私を無視して、連れていってくれた、穴場の滝。

この人や、その家族、知り合いと接していると、
見た目はカジュアルだけれど、
実は、どこかの太古からつづく民族じゃなかろうか、と本気でおもうことしばしば。
自然との精神的な距離が、それこそ自然体なんだよねぇ。
あのときは、ほんとうに、普段かんがえない事をよくかんがえました。

by tanta720 | 2008-03-09 23:30 | 写真 | Comments(0)

眼灰

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一歳未満の乳児では、 ピンク、黄色が好まれる。

by tanta720 | 2008-03-08 13:33 | ことば | Comments(0)

あのへん

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仕事の休憩時、束の間読書が、近頃はかどる。

現在は、江戸川乱歩の短編集。
「陰獣」で、結構手間取り、カレーを10食くらい、コンビニ弁当を5食くらい。
「盗難」では、カレーを1食半くらいか。

昨日の「踊る一寸法師」は、

「---男の手にある丸い物から、
 そしてかれ自身のくちびるから、
 濃厚な、黒い液体が、ポトリポトリとたれているのさえ--」

のラスト部分で、カレーをたいらげ水を飲みほした。


どちらかといえば、カレーと江戸川乱歩は合わないように思うが、
いたしかたなし。
「それはコンビニ弁当にしたって、カレーうどんにしたって大同小異である」
と謎の印度人やカレー魔人も評した通りではないだろうか。


さて、今日は有休をとってみた。

先週の休日、
出向いたギャラリーや店がことごとくお休みをしていたので、
はよ行かねば、というのもあったし、
なんだかかんだか、職場にいると人間がメタメタになっていくのを実感し、
なんやどうにもならず、夜中に人んちで不気味に泣いていたので、
ようするに逃避行・・・いや静養なんである。


といいつつ、出掛ける準備もままならず、
退職祝いのお返しで職場の先輩に頂いた、リンゴチョコレート群を、
そう今、空にしたところである。

さして懐かしくもない、無職時代(ニートも兼)をありありと彷彿させ、
いたたまれなくなり、
そう今、空にしたばかりの缶を無意識にまさぐり、またもや小さく落胆する次第。

そして私は同時に、自分の体内で起こった微小な兆候と過酷な時の流れに気付き、
昨夜思い描いていた、千円ランチ計画の崩壊を知ることとなるのであった。


ほなぁ、でかけまひょうえ。
あんさんがいうてはったんは谷四でしたかえ?

by tanta720 | 2008-03-07 14:10 | 日々 | Comments(0)

オニゴッコ

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先日、九州の友人Tさんから葉書がきた。
石垣にくるなら、こっちも来なよという内容が、オモロ写真付きで。

Tさんとは、ローマの韓国人宿で出会った。
最初に行った安宿で一緒になった女の子から、
朝晩ついて3500円くらいの良さげな宿があるらしいと聞き、
名前だけを頼りに、2人してさんざん迷いながらも辿り着いた玄関先、
宿のおばさんと一緒に、手に茶碗を持ったまま出迎えてくれたのを何故か覚えている。

ちょうど食事の時間だったらしく、とりあえずメシを食えという事になった。

白飯とキムチが数種類と何かの炒め物やら和え物やら汁物が、
台所のテーブルに所狭しと、並べられてあり、
まるで、韓国の親戚の家に遊びにきたような気にさせられる。
まさかイタリアまで来て、キムチを食べるとはおもわなかったが、
おばさんが料理上手なのと、白飯の感動もあって食がおおいに進む。

同じテーブルを囲む中、先ほどのお茶碗の人(Tさん)が、
日本人であることが、本格的に判明する。
アフリカを2年近くさまよっていたせいか、
元来からかは定かでないが、
(私の中に勝手にある)日本人臭さというか、旅行者(旅人?)らしさといっていいもんか、
それらしき雰囲気とは、まるで異なる空気感を持っている人なんである。

奇妙な喩えをするならば、
どこへ行ったとしても、すぐさまそこに「居る」感じを受けさせるといおうか。
当人はどうおもっているかは知れないが、
望んでそう容易く手に入れられるものでもないだろうから、貴重なもんである。



そういえば、石垣の友人もカンボジアを旅行中に知り合ったんであった。


このお方は、その存在そのものが貴重で、唯一無二。
彼女からもたらされたカルチャーショックのシャワーは、
私の中に無数の傷をつくっては、癒した。


今回、久しぶりに彼女の口から、シンクロという言葉を耳にした。

そんな大袈裟な、そんな強引な・・・
と思ったと同時、目の当たりのつまらないはずの現実世界が、
色彩を帯び、妙音を奏で、芳香を強く放ちはじめる。
不可思議かつ、原始的な事実、その美しさといったらない。


計算も魔術も必要ない、まっすぐでタフな生き方に触れるたび、
自分の等身大の鏡を、もう一度磨くことからはじめたいと私は願う。

by tanta720 | 2008-03-05 00:22 | | Comments(0)

紅芋海岸

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ほとんど晴れやしないこの島で、
この場所にいたほんの一瞬だけ、背中に光と熱を感じる。

愛想はあの世に置いてきたのだろう天然酵母のパン屋にて買った
笑けるくらいずっしり重い紅芋あんぱんを食す。
(その後、紅芋ソフトクリーム、紅芋タルト・・・と祝祭が開かれることとなる)

チーズとベーコンのパンを私にくれてよこして、
一児の母でもある友人は、貝殻と流木とガラスをさがしてどこかへさまよいに出てしまった。

人影はない。
さっき岩場でみかけた白ヤギ達も消えてしまった。
一時期、誰かが住み着いていたという、小さな小さな洞窟をのぞき込む。
ほぼ奥のほうまで、光がさしこむというのに、なんだろうかねこの薄気味悪さは。


戻ってきた友人と、今昔の花話をした。
いまでも、うすい黄色のひとだなとおもって、少し感動した。

by tanta720 | 2008-03-01 18:34 | | Comments(0)