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산울림




 산울림(サヌリム)「아니벌써


 私が住む弘大は、インディーズバンドのメッカで有名だ。
 ライブハウスが多くて
 音楽の専門学校も近くにあるせいか
 小学生のランドセル並みに
 若いのはギターケースを背負っている。
 
 
 K-POP全盛で
 ロックは不遇されがちと聞くが…


 異常なくらいひたすらあるカフェやクラブなどの
 お洒落さを前面に醸し出す雰囲気とはまた異なる
 ちょっと泥臭い空気感を勝手に視覚化して
 勝手に回想してみる。
 
 そう、昔よく観ていた60~70年代の映画。
 
 テーマが笑えるくらい難解でも
 ストーリーが滅茶苦茶でも
 主人公の瞳が切実な物語が特に好きで。

 
 彼らサヌリムは、77年デビュー。
 
 
 当時の韓国では民主化運動が盛んで
 それが80年代の学生運動に繋がっていったという。


 
 少し年上の飲み屋兼ライブハウスの人の
 昔はこっそりとしか日本の音楽を聴けなかったという話。
 
 少し年下の映画監督志望の子の
 今でもまだまだ作品への検閲や偏見が厳しいと憤る話。


 そう。
 そうだったんだ
 と、なんにも努力してこなかった私はわかったふりもしてあげられない。


















 
 


 
 


 

 

by tanta720 | 2011-03-08 22:52 | 韓国 日々 | Comments(0)

風を忘れる

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はじめて 地下鉄の最終に乗った。
普段より 
目つきや雰囲気が鋭めのひとが多いなと感じていた。


ある駅で乗り換えて 電車に乗り込んだ。
他の車両より えらく空いている。
席をみつもっていると どこからか男の泣き声が聞こえてきた。
誰か唄っているのか、売り子か酔っ払いか。


無意識に声のする方へ 目をやる。


まず床に水が幾筋か。
その元をたどっていくと
ドアの前でしゃがみこみ号泣する男が 生けるカオスと化していた。


一瞬 かたまりまくるが
ふと我にかえって なんとか席に座ろうとした途端
ものすごいスピードで臨界点が来た。


この車両は すでに仮死状態に陥っているようである。


同じような心理状況をたどったらしき人々が
表情を凍らせながら 無言で隣りの車両へ移っていく。


たったひとりだけ 女の子が座り続けていた。


根性がおありだと じっと見やると 彼女は 眠っていた。  

すぐそこに渦巻くカオスにまるで気付かずに。



最終電車は 彼女をどこまで連れていくのか 

途中下車のわたしが知れるわけもない。

by tanta720 | 2011-03-07 01:42 | 韓国 日々 | Comments(0)

きみと生きる

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パステルのみずいろが この世でいちばん似合う 

by tanta720 | 2011-03-04 23:55 | 韓国 日々 | Comments(0)

余寒

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最近、

駅前の屋台のヨモギ大福と、カヤトーストが美味い。
同じシンガポール生まれの美珍香のジャーキーもいいが、行列かつお高い。


数日前に食べた豚肉のポッサムは、
専門店のジューシーなものより少しパサついたくらいの鶴橋の地元の店のほうが美味いと感じた。

見た目は、酔っ払いのおっさんとフランス人形くらい違う。
実際は、テラテラとしたおっさんのほうがええ仕事をしてそうだが、
慣れた味の蓄積には中々及ぶことはない。


数種類あるタレも、我が家とはひとつもかぶらず、違う料理の域ですらある。


記憶や思い出や、そのつどの気持ちも一緒に食べてるんだ、
とわかって神妙な気分になる。


だから、道端の30円のお茶が
カフェの1000円のコーヒーより断然美味かったりするわけだ。

ただ漠然と右だ左だ東だ西だと雰囲気に偏って、
肝心どころを見失わないように。




寒の戻りが過ぎて少しもすれば、
いらないものとも離れられるだろうから、

大きく動いていきましょう。

by tanta720 | 2011-03-03 17:18 | 韓国 日々 | Comments(0)